3447 信和 その2
決算短信のコメントから、以下の記載があった。
・2022年社員が不正に、会社の足場資材を販売したため、業務全般の見直し対策をした。その結果、仮設資材部門の売上が下がった。
・国内の需要はあるし、来期も需要はあるだろう。
・パレットなどの物流機器部門は、売上が上がった。
・海外を考えているが、中国の売り上げは下がるだろう。
主力の足場は需要があるみたいだけど、元社員のせいで営業がガタガタ。
とんでもない社員がいましたね。。
財務諸表の主な部分だけ。
現金が14億円減っています。
棚卸資産が10億円増えています。
その他の流動資産が3億5千万円減ってます。
流動負債が17億円増えています。
非流動負債が33億円減っています。
売上が下がって在庫が増えてきた、長期借入金を返済して、短期借入金に切り替えた。
そんな感じですかね。
思ったより良くないというか、社員による足場の不正は知ってたんですが。
その後、対策をしていて、建築の足場の需要が多いのも知ってたんで保有していたんですが。
今後の見通しもあまりよくなさそうですね。
3447 信和
前にも書いたことがあると思いますが、信和っていう建物工事の際の足場を売ってる会社です。
たまたま保有してたので、売るか保有するかも含めて決算短信のチェックです。
2023年3月期の決算短信。
あまりよくないですね。
売上がマイナス13億円。
営業利益は6億3千万のマイナス。
営業活動がプラス。
投資活動がマイナス。
財務がマイナス。
売上は下がっているけど、投資と借り入れの返済を行っています。
貸借対照表の図で見ると分かりやすいですが、現金預金が減って流動負債が増えています。
昨年あたりに社員の不祥事もあって業績は悪かったのですが、不祥事の解消のための投資。
自己資本の大きさ、負債の少なさで良いと思って保有していた会社です。
もう少し決算短信見ますが、微妙です。
決算短信と四半期報告書の違い。
決算短信と四半期報告書の違いは以下の通りです:
- 情報量: 四半期報告書の方が決算短信より多いです1。
- スピード: 決算短信の方が四半期報告書より早く開示されます2。
- 提出先: 四半期報告書は金融商品取引法に基づき、決算短信は証券取引所のルールに基づく1。
- 内容: 決算短信は主に財務諸表とその補足情報で、四半期報告書よりも簡素化されています1。
チャットGPTに聞いた回答。
チャットGPTすごいな。
決算短信を読んで、ざっと財務諸表の分析。
四半期報告書で細かい内容の確認がいいですかね。
企業の分析を学ぶためには、決算短信と四半期報告書の両方を見ることがお勧めです。
だって。
決算短信と四半期報告書の読む順番については、特に決まりはありません。ただし、決算短信は四半期報告書よりも早く開示されるため、決算短信を先に読むことができます。また、決算短信は財務諸表とその補足情報が含まれており、企業の財務状況を把握するのに役立ちます。その後、四半期報告書を読むことで、企業の経営状況や戦略などについてより詳しい情報を得ることができます。
だって。
困ったときのチャットGPT。助かります。
毎日少しずつやっていこう。
8889 APAMAN②
8889 APAMAN
今の賃貸はアパマンショップで借りました。
賃貸のFCって儲かるのか、決算書見てみます。
EBITDAってどうなんですかね。指標として使うのはあまりよくないとかWikiには書いてありますけど。
ざっと気になる箇所。
・営業利益の数字は前年とほぼ同じだけど、-2.4%、前年は116.5%。
2021年の営業利益が悪かったんでしょうか。
・経常利益が前年に比べて2億4600万マイナス。
・親会社株主に帰属する四半期純利益が1億6000万と大きくマイナスになっている。
・連結総資産として、6億マイナス。
以下、具体的に財務諸表の損益計算書です。
売上高は1億4500万増えている。
販売費および一般管理費が4377→4500と、1億2300万増えたので、
最終的な営業利益は2200万減っている。
営業外の収益で、為替差益が1億1000万無くなっている。
アパマンで為替差益って何?
支払利息の増加、為替差損、投資損失などで、営業外費用が1億2800万増えている。
最終的な経常利益は、4億5500万と、前年よりも2億4600万マイナス。
為替差損、投資損失が大きいですね。
これなんですかね。
親会社に帰属する四半期純利益の部分はどう見たらいいのか、よくわからないです。
。
今日はここまで。
明日、貸借対照表を見ようと思います。
2721 ジェイホールディングス
規模の小さい会社の決算書は分かりやすいですね。
フットサル施設の運営をしている会社です。
しかも全国で2か所。従業員は連結11名。
よく本業に関係ない事業に、やたら手を出す会社はダメだといいますが。
太陽光発電や、産業廃棄物に参入したり。
2023年5月発表の決算短信です。
売上も利益も全部下がってます。
連結の財政状況も下がってます。
自己資本比率が高いので、そこは良い点ですよね。
他は見る場所無いです。
現金及び預金が約4700万減っています。
固定資産も別に増えてないし、過去のM&Aですか?のれんが償却されてます。
何にも見るところないですね。
負債は税金払ったり、未払金払ったり。
特に借り入れも増やしてないですし。企業活動としての投資はしてないですね。
画像も省略です。
売上は変わってないけど、販売手数料は倍に増えていて、その分損失が増えています。
見るところないですね。
売上が下がり、新規事業への投資も行っていない。
借り入れをしているわけでもないので、将来に向けての投資計画もない。
関係ないんですけど、四季報に従業員数と年収平均が出てました。
従業員 | <23.3>連11名 単5名(39.8歳)[年]371万円 |
371万×5名=1855万円。
これに役員等の給与支払いがあるでしょ。
売上高が2700万くらいでしょ。
決算短信とか見なくても、全然金足りないのが分かりますね。
2997 ストレージ王 その3
現金及び預金が4億6千万減ってる。
販売用不動産が15億増えてる。
ざっと、11億円分資産が増えてる。
資産の内容は他にもありますが、資産合計で11億増えているので、やはり販売用不動産の取得が主ですね。
短期借入で10億、そのほか細かく増えていって最終的に負債が11億増えています。
利益剰余金が減っています。
負債純資産合計で11億くらい増えています。
販売用の不動産を購入して、短期借入金で10億くらい増えています。
短期借入金なので1年以内の返済です。
資産を大幅に上回っているので、返せなかったら債務超過ですか?
トランクルームの賃貸、管理。
投資家へトランクルームの販売。
これが主な業務で、販売用の不動産取得が今回の決算の注目する内容と思います。
トランクルームなので、開発にはそんなに時間がかからない。
1年以内の売却を目指しているのでしょうね。
トランクルームだと立地条件が重要だと思うので、どこに土地を買って、どんなトランクルーム作って。売れるかどうかですね。
金利も上がってきているし、果たして不動産投資家が買うでしょうか。
ってことで、決算書も規模の小さめの会社だと分かりやすいですね。